ひまし油には不思議な力があります。
普通、ひまし油湿布といえば、肝臓や内臓への温湿布が普通です。
湿布することで、免疫系や神経系の働きが正常化するというものです。
ところが、ある1冊の本との出会いからひまし油のさらなる可能性を知りました。
その本は 「エドガーケーシーの癒しのオイルテラピー」(たま出版)
以前、古本屋でたまたま¥105で売っていた、掘り出しものでした。
ウイリアム・マクギャリー医師がケーシーのリーディングを研究しながら
実際、自分の患者の治療にひまし油を使ってきた症例をまとめた本です。
この本の内容は、多少専門的で難しいところもありましたが、私には興味深く
ひまし油について書かれた1冊で
冷湿布や塗るだけでも痛みや腫れなど様々な症状を救ってきた事例がありました。
今回自分の手をケアするにあたって、この本のことを思い出し
最初の2日半は医師から処方された湿布剤を張りましたが、そのあとはひまし油の常温の湿布を試した所
劇的に状態が改善され、身をもってひまし油の新たな可能性を体験してきました。
湿布はほとんど就寝時に塗って朝取りましたが、そのほかにも日中気になったら3時間ぐらいつけておくこともありました。
念のため、何もしないで就寝した日もありましたが、やはり湿布をしたほうが回復が早かったので
ひまし油のおかげといえます。
ケーシーは「小さじ一杯のひまし油には、1回のお祈りの中にあるのと同じくらいの深い神性があるのだ。」と言ったといいます。
どんな治癒であれ、それは細胞や器官に新しい意識が生まれて
それが宇宙の創造のフォース(力)と一体化するとケーシーは示唆しています。
ひまし油には治癒への目覚めを促し、癒す素晴らしい性質があるのは確かです。
ただ、全ての人のどんなケースにもこのオイルが働くとは限りません。
医師や薬やそのほかの療法が治癒を起こすのではなく、それらと、自分の中の治癒への
「意識の目覚めが」一体になって初めて起こるということのようです。
ですから、治癒のために何をすれば目覚めが起こるかは人によって違って良くて
化学薬品でも薬草でも、呼吸法やヒーリングでも自分の中の治癒への意識が動き出すことが
一番大切な事になるようです。(以上のことは本にも書かれています。)
東西どの国でも、真のヒーラーは同じ事を言っているのですね。
野口整体の野口先生も、エドガー・ケーシーも私には言っていることが共通しているように思いました。