5〜6月というのは、何かと心身の不調が出やすい季節です。
こんな時は、体を温めることで内臓機能を高め、本来の調子を取り戻すのに役立ちます。
うちでは、こんにゃく湿布、薬草湯などが活躍します。
本来このような自然のお手当は、玄米菜食を日ごろしていて初めて効果が出るといわれます。
でも、一般的に男性や成長期の子供にはやっぱり白米とお肉無しは食事の楽しみがなくなるので
我が家でも、野菜や海草をなるべく多く摂るようにして、白米、お肉のお料理をしています。
そんなわがやの現状でも、こんにゃく湿布、薬草湯はとても効果的です。
以前若杉おばあちゃんのところで教わった乾燥ヨモギ。大量に収穫したものがまだあるので
これに、枇杷の葉やマコモ、セイタカアワダチソウなど どれか1種類を日によって選んでブレンドします。
どれも解毒作用があり、その作用の差は比べるのは難しいですが
個人的な感覚では・・・セイタカアワダチソウ>マコモ>ヨモギ>枇杷 といった感じ。
セイタカアワダチソウは薬害を外に出すのに優れると書いてありますが(家庭でできる自然療法)
皮脂なども取りすぎる感じで、たくさん使うと私とうちの家族には少し強い感じがしました。
今日は、肌にやさしいヨモギとびわの葉をチョイス。
追い炊き機能のお風呂では袋に入れてそのままお湯を張ります。
我が家は給湯式なので、大鍋に袋ごと薬草を熱して湯船に後から入れます。
効果をより出すには天然塩を一掴み入れます。
お湯も柔らかくなり、なにより香りが良いです。
今まで、ほかの入浴剤の時はさーっとお風呂から上がってきた家族も
ヨモギ湯にすると気持ちが良いらしく、なかなかお風呂から出てきません (^^)
香りが気持ちをゆったり落ち着ける働きもあるようです。
ヨモギにはいくつかの精油成分があり、その中でもシネオール、ボルネオール(墨汁の香りとして有名)が
鎮静効果があるそうです。
ヨモギのほかにも、草むしりの時に厄介な雑草として有名な「スギナ」は浄血作用に優れるので
ヨモギや、スギナを収穫してお茶やお風呂用に乾燥しておくと
身近にある自然の恩恵を得ることができます。
少し手間がかかりますが、お湯にポンと入れておしまい♪の簡単な入浴剤にはない素晴らしさがあります。
このちょっとした手間も「お手当」の一部で、手当を受ける相手に愛情として伝わるのだと思います。
頑張らずに、楽しめる範囲で続けられたら良いです。
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